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住宅ローン活用ガイド

住宅ローン活用ガイド /

多種多彩な住宅ローン

■返済期間の設定

●長期借入れと短期借入れはどちらが有利?

返済期間を長くすればする程、毎月の返済額の負担は減らすことが出来るため、当初は、無理のない返済が可能に感じられ、多くの人が長期返済を選ぶ傾向にあるのが実情のようです。
確かに、毎月返済額を減らせば、公庫融資の「月収が毎月返済額の5倍以上」という収入基準を満たしやすく、融資額も増えるといえるでしょう。
しかし、完済までにかかる時間が長いということは、その分、金利の負担が増えるため、総返済額は多くなります。
したがって、短期返済に努めた方が、負担額を減らすことができます。

●将来の自分の姿を思い浮かべる

長期に返済期間を組む場合、注意すべきなのは、転職や退職など、ライフステージごとの収入の変化です。
返済期間を長くするということは、その分、不測の事態も起こりやすくなり、計画的な資金計画が立てにくいということもいえます。
結局、返済期間を設定する目安としては、完済年齢をいくつにするかで考えるとよいでしょう。
多くの場合、定年により収入額に変化が生じるので、定年までの完済が理想ですが、それが出来ない場合にも、経済の見通しがつかないこれからの時代には退職金による一括返済を当てにするのは避けるべきです。
退職後の返済資金をどのように確保するか、退職後、何年返済が続けられるか、などを十分検討した上で、なるべく期間短縮に努めるべきだといえます。

●低金利を活かすための返済期間設定法

住宅ローンの本質は大きな借金であり、長期の返済になればなる程、金利のわずかな違いが、返済総額を左右することになります。
したがって、金利の低い住宅ローンを優先的に検討すべきであるといえるでしょう。
そこで、金利をみてみると、現状比較としては、公庫融資より民間ローンの方が、金利が低いといえます。
ここで注意したいのが、現在は超低金利時代であるといわれており、今後は金利上昇が見込まれるという点です。
確かに、現在の金利だけをみれば、民間ローンの方が、よりお得なように感じられます。しかし、長期の返済期間を考えると、固定金利型の「公庫融資」や「フラット35」の方が、今後の返済額が分かり、資金計画を立てやすく、しかも現在の低金利の恩恵を長く受けられるといえます。
したがって、低金利時代の住宅ローンの選び方としては、まず「公庫融資」や「フラット35」などの固定金利型を検討し、その他の民間ローンなどについても、金利の固定期間が長いものを選んで、現在の低金利を長く固定するように選ぶとよいでしょう。